子供が巻き込まれる犯罪の、なんと多いこと…

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子供が巻き込まれる犯罪の、なんと多いこと…

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2018/05/10 子供が巻き込まれる犯罪の、なんと多いこと…

  先日、TOKIO元メンバーの強制わいせつ(不起訴)に関して、善悪は判断が難しい、彼が悪人で私が善人とは思えない、という話を書かせてもらいました。

 

その際にも申しましたが、だから彼は許されるべきだとは思っていません。仏教的には、宿業のなせること、またあの世で地獄に落ちるかどうかはこの一点だけで決まるわけではないと言いたかっただけであり、この世にはこの世の法(法律だけでなく道徳とかマナーとか)があり、それによって断罪されるべき点は断罪されなければいけません。

 

それにしても、最近特に感じるのは、子供が犯罪に巻き込まれる事件の報道が多い気がします。実数としては今も昔も変わらないのかもしれませんが、調べてません。ご容赦ください。

 

まず衝撃を受けたのは、人間の犯罪ではありませんが、アフリカかどこかで、動物の保護観察をする女性の3歳になる子供さんが、野生のチーターでしたかに捉えられ、食べられたというニュース。言葉を失いました。自然の恐ろしさを感じるとともに、自分が親だったら、(銃を持たされていれば)我を忘れて全てのチーターに銃を乱射するでしょう。

 

当然と言えば当然ですが、まずは弱者、幼い者に牙を剥く。それが、自然の掟なのでしょう。

 

強制わいせつの被害者の女子高生は、心に大きな傷を負ったでしょうが、命が助かっただけ、まだ不幸中の幸い。

 

窒息死させられた7歳の女の子が、事故に見せかけるためか、線路に放置される事件もありました。

 

鬼畜と言えば、鬼や獣に申し訳ないくらいの悪業非道。人間はどこまで堕ちていけるのでしょうか。

 

以前好きだった漫画で、人間は、単細胞生物からの進化の過程の途上にあり、進化の最終形はデビル(悪魔)であるという話がありましたが、もしかするとそれは本当のことかも、と思うに至りました。

 

もっとも、人間には善の意識ももちろんあり、私は、電車に轢かれてかなりのダメージを負ったであろう遺体を司法解剖して、殺人であることを突き止めた人間の叡智に敬意を評したい。

 

子供は家族の宝、地域の宝、国の宝、世界の宝。酷い事件がなくなればと、期待するしかありません。難しいことでしょうけれど。

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