時の流れ

超願寺

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時の流れ

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2018/09/16 時の流れ

9月も半ば。大学の後期授業期間も始まりました。多くの方との挨拶がわりの言葉が、最近は「1年経つのは早いねえ」です。

 

あるテレビ番組を観ておりますと、心理学的には、警察官や消防官といった権威ある立場の人(制服姿)を見たときに、自分より年上だと思うのは、まだまだ肉体的にも精神的にも年齢が若い証拠だということでしたが、私は流石にもう自分より年上だと思える権威ある人は少なくなりました。政治家や経営者、それに研究者には、まだまだ年上と感じる人が多いですが、研究者については、私が未熟な研究者のままだからだろうと思われます(苦笑)

 

佛華を活け替えました。秋らしく、菊を中心にしたシンプルなものにしました。あれだけ暑かった夏も、ようやく「普通の夏」になりました。一般的には、これを秋(初秋)と言うのでしょうが、私にとってはまだまだ夏です。

 

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久しぶりに本山にお参りしてきました。台風21号により、少し土塀の白壁が剥がれたりしたようですが、伽藍には大きな影響はないようでした。

 

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御影堂の立派さは、歴史の重みそのもの。「見真」の額は、大きく立派なものです。見真(大師)とは、親鸞聖人への諡(おくり名)です。

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生あるものは必ず死す。形あるものは必ず壊れる。死は自然そのものであり仕方ないことですが、物体は、大事に修繕しながら使えば、歴史を伝える「生き証人」として先々まで残ります。この伽藍が、そして真宗の教えが、いついつまでも続いていくことを望むばかりです。

 

 

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