おこしやす

年の瀬も押し迫ってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍により、街にいつものような歳末の賑やかな感じはあまりないですが、クリスマスには百貨店のケーキ売り場は長蛇の列だったそうです。どんなご時世であっても、そのときそのときを楽しむ気持ち、大事だと思います。

つい先日は、流暢に日本語を操る外国人の方が当寺にお越しになりました。日本在住の方で、全国のお寺の仏像を見て歩いているそうです。当寺のことは、ネットで調べ、そして電話で予約してお越しくださいました。これもご縁、ありがたいことです。

また、若手の落語家で、当寺でも落語会をしていただいた方に、近くのホームセンターでばったりお会いし、お声がけいただきました。彼も（超願寺の近くまでやってきて）この季節に超願寺で落語会をしたなあとふと思い出していたので、私とばったり出会って、あっとびっくりしてお声がけくださったようです。

わずかばかりの会話を交わす時間しかありませんでしたが、私にとっても、非常に嬉しい再会でした。まさしくご縁ですね。

さて、佛華を生け替えました。まだ、正月には早いような気もして、正月前のプレバージョンとでも言いましょうか。来週あたり、もう少し正月っぽくしようと思っています。

今年は大変な年でしたね。でも、人生はまだまだ続きます。元気出して、少しずつでも、前に進みましょう。

どうぞ、よい年の瀬をお過ごしください。