当寺の感染防止策-今を生きる

超願寺

06-6631-8956

〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町1-12-3

lv

当寺の感染防止策-今を生きる

ブログ

2021/02/17 当寺の感染防止策-今を生きる

新型コロナは恐ろしい。目に見えないがゆえに、本当に恐ろしいですね。身近に迫っていることをひしひしと感じることもあり、「(無症状で)うつっていないだろうか」と、私も不安になることしきりです。自分がうつることよりも、そのことによってうつす側になることだけは、本当に避けたいです。

 

しかし反面で、人と人との繋がりが希薄になっていることも感じます。怖がって逃げ回っていても、結局はうつるかもしれません。むしろ、人と人との繋がりを大事にしながら、新型コロナに打ち勝つ方法を考えることができれば、一番いい。

 

大阪真宗協和会(真宗教団連合大阪支部)の今年の法語ポスターには

 

    ディスタンス 心と心は 寄り添って

 

というのがあります。ソーシャルディスタンスで、人との「間合い」を取るのが正しいマナーとなりつつある中で、そのよそよそしい態度もまた、相手を思いやる気持ち。心だけは、寄り添いたいものです。

 

さて、当寺では、10名程度までの会議可能な教務室が本堂に隣接してありますが、今は密を避けるべきですので、数名の会合でも本堂を利用しております。また光の加減でよく見えませんが、テーブル上に透明の仕切り板を置くことで、飛沫防止策を講じております。

 

img_2639

 

さらに、奥に空気清浄機と加湿器。加湿器には、今はまだ治験段階で販売用の生産ラインに乗っていないようですし、詳細は省きますが、産官学による研究成果であるカテキンの抗菌作用を活用した液剤を入れており、(治験レベルではありますが)新型コロナの不活化を実現させているとのことで、コロナの脅威はかなり低減されているものと思われます。

 

img_2631

本堂は広くエアコンもあって乾燥しますので、加湿器は2台設置しております。

 

緊急事態宣言が出ている現状では、なかなか会合もままなりませんが、できうる限りの対策を講じて、細心の注意を払って集まることも、あってもよいのではないかと思います。人の温かみを感じることは、「心のワクチン」ですから。

 

コロナに打ち勝つと申しましたが、打ち勝つことは難しいでしょう。ワクチンが今年一気に広がって集団免疫を獲得すれば、来年には収束が見えるかもしれませんが、まだ過剰な期待はしないほうがいい。アフターコロナを見据えるよりも、むしろコロナがあることを前提に、ウィズコロナ。コロナとともに、でもコロナにかからないよう気をつけて、今を生きる。

 

皆さん、互いに身体には気をつけましょうね。感染予防に抜かりなく、そして、心と心は寄り添いつつ。

TOP