「生」から連想されることは?

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「生」から連想されることは?

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2021/03/15 「生」から連想されることは?

「生」という字から、何を連想しますか?

 

生ビール?

生魚?

それとも、

少しエッチな言葉?

 

いやいや、まじめに「生きる」とか「人生」を連想しましたよ、という方もおられるでしょう。

 

「生」という字から何を連想するか。上のどれも正解だと思います。生きるということは、食欲でもあり、性欲でもあり、それら全てひっくるめて、まさに人生そのものです。

 

ところで、「後生の一大事」という言葉をご存知でしょうか。あるいは「往生」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。上方漫才では「往生しまっせ〜」という決まり文句を使う漫才師がいましたが、「立ち往生」とか、本来の意味とは少し違う意味で使われることが多くなっていますね。

 

本来、往生とは「往(い)って生まれる」すなわち死後お浄土に生まれ変わる、ということです。死は終わりではなく、苦のない世界、お浄土に生まれる。それを往生というのです。阿弥陀様が人智の及ばぬほど長い時間をかけて修行して如来(仏様の最高位)になられ、一切の衆生をお浄土に生まれ変わらせてくださるのです。

 

この世の生が終わっても、また別の生(後生)があるわけで、死は終わりではない。全てが終わりになってしまうという考え方が蔓延しているように思いますが、そうではない。全ての生がまた別の生と繋がっている。

 

死もまた、終わりではなくて、後生へと繋がっている。お浄土へと生まれ変わると教えてくださる。その気持ちを持って、安心してこの世の生を精一杯生きる。その道が、仏法にはまさしく示されているのです。

 

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ちなみに、この文章は、当寺玄関に掲げた文章の続きです。

 

(笑)がwwwとなり

そして(草)となる

つながりがあるような

ないような連想ゲーム

では、「生」から連想されるものは?

続きはWebで

 

#生きる#往生

#後生の一大事

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