法隆寺由来、飛鳥時代の錦織発見 鮮やかな赤地 京都・佛光寺

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2021/03/20 法隆寺由来、飛鳥時代の錦織発見 鮮やかな赤地 京都・佛光寺

当寺の本山佛光寺から、歴史的な発見のニュースが届きました。

 

法隆寺由来、飛鳥時代の錦織発見 鮮やかな赤地 京都・佛光寺

 

記事によりますと、寄付の返礼に江戸時代にもらったものだとのことですが、聖徳太子没後1400年法要(2年後の慶讃法会の一環)を前に調査したところ、蔵の中から見つかったそうです。京都の古刹である本山の蔵からは、何かと興味深いものが出てきます。数年前には了源上人の生涯を題材にした無声映画のフィルムが見つかりました。これは現代の技術で可能な限り綺麗な映像に修正した上、浜村淳さんが弁士を勤めたDVDとして現代に蘇りました。

 

親鸞聖人は聖徳太子にまつわるエピソードが多々ありますが、聖徳太子を讃えるうたも多数作っておられ、「皇太子聖徳奉讃」や「大日本国粟散王聖徳太子奉讃」としてまとめられています。

 

一例を挙げますと、

日本国帰命聖徳太子 仏法弘興の恩ふかし

有情救済の慈悲ひろし 奉讃不退ならしめよ

(日本国聖徳太子に帰命します 仏法を広められた太子への御恩は深い

有情を救済する慈悲の広い方である 褒め奉ることを疎かにしてはならない)

 

佛光寺が、聖徳太子と縁の深い法隆寺修復に協力し、その御礼として聖徳太子ゆかりの裂(きれ)をいただくというご縁が、江戸時代にもあったことを示すものです。

 

浄土真宗では浄土教を広め深めた高僧として「七高僧」が聖人により定められていますが、聖徳太子は仏教そのものを日本に広めた恩人であるとして尊崇していることが窺えます。

 

先にも述べましたように、2年後には本山にて大々的に慶讃法会を厳修(クリックすると慶讃法会のサイトにリンクします)いたします。これに向けて、いい話題提供ができたものと、喜ばしく思います。

#佛光寺#真宗佛光寺派#法隆寺#裂

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