10月ももう下旬-佛華をお供えしました。

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10月ももう下旬-佛華をお供えしました。

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2021/10/18 10月ももう下旬-佛華をお供えしました。

10月ももう下旬。

コロナ禍が落ち着いてきて、少しずつ以前の生活に近づいてきた感もありつつ、まだまだ油断もできない状況ですね。第6波は間違いなく来ると言いますし、インフルエンザがどうなるのか予測できていない面もあるようです。昨年、インフルエンザが流行しなかったので、今年どの型のインフルが流行るか、ワクチン作成においても、必ずしも予測が立てられていないそうです。

 

まあしかし、あまり恐れていても仕方ありませんね。今日の1歩が明日につながります。感染予防には余念なく、できることはしっかりと元に戻していきましょう。

 

今日、所属大学で面白い講演を聴かせてもらいました。お医者さんのご講演でしたが、内容を話せば長いことになりますので端的に申しますと、人間は100%死ぬこと、また人間は皆幸せになりたいと思っていること。これを前提として、寿命をただ伸ばせばそれでいいのか。健康寿命(健康な生活を送れる期間)と平均寿命には10年超の隔たりがある、むしろ幸福寿命を伸ばすべきではないか、ということでした。

 

幸福というのは定義が難しいですね。でも、幸福=お金持ちでも、幸福=健康でもありません。幸福=長生きでもない。幸せに生きれば、寿命の長い短いは関係ない。

 

無謀はいけませんが、すでに前回のブログでもご紹介したように、「老いが、病が、死が、私の生を問いかけてくる」。老いも病も死も、生まれたからには避けて通れません。あまり恐れ過ぎず、今を大切に生きましょう。

 

もっとも、先ほどのお医者さんが述べておられたのですが、「病は治る可能性がある、老いは時の経過とともに避けられないことを前提に、老いを病気だと思い込みたい人が少なからずいる」とのことです。すなわち、加齢による体調不良に思われることでも、病気だから原因を見つけて治してほしいと。お医者さんは患者さんをけなす意味でおっしゃったのではないですけれど、気持ちはわかるけれど、老いは老いとして受け入れざるを得ません。それを強く感じます。

 

さて、佛華をお供えしました。今日は、羽毛ケイトウが真っ赤で鮮やかでしたので、それを主に、クジャクアスターと菊。うまくまとまりませんでしたが、ご愛嬌ということで。

 

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