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2021/10/30 和訳正信偈のご紹介

先日、大阪真宗協和会(真宗教団連合大阪支部)の報恩講が、南御堂で厳修されました。毎年執り行われているのですが、今年は昨年延期された60周年を祝う記念の会でもありました。

 

毎年、この報恩講では、和訳正信偈を勤行し、その後御俗姓が拝読されます。

 

和訳正信偈とは、真宗教団連合のHP(クリックすると該当ページに移動します)では、以下のように説明されています。

和訳正信偈は、1973(昭和48)年に親鸞聖人御誕生800年・立教開宗750年の記念事業として、真宗十派の共通勤行として制定されました。

この和訳正信偈は、従来本願寺派で依用されていた正信偈の和訳に、念仏、和讃、回向を付けた、いわゆる「お早引き」の形式をとり、独自の節譜が定められています。また、その旋律を分かりやすくするため、五線譜も併せて作成されています。

真宗教団連合では、宗派の垣根を超えて、より多くの方々に唱和いただくため、その普及に取り組んでおります。

正信偈自体は親鸞聖人が漢文で書かれた文章の一部であり、漢文音読みで勤行されるのが一般的です。当佛光寺派でも、報恩講では漢文の正信偈を読誦します。ただ、10派それぞれ節回しが違うこともあり、複数の派が集まって法要をお勤めする際、合わせるためには例えば節回しをやめて言わば棒読みにしたりします。

この和訳は節回しもさほど難しくなく、読誦も少し慣れればできるかと思います。一度、真宗教団連合のHP(上記)をご覧になってみてください。練習用に、音源もアップされています。

 

なお、御俗姓とは、蓮如上人が書かれた御文章(御文(おふみ)とも)の一つで、親鸞聖人のご遺徳を讃える中で、真宗門徒の心得を書き記したものと言われています。当佛光寺派では拝読することはありませんが、年に一度の協和会報恩講でいただいております。

 

ちなみに、佛光寺派では当派歴代門主が門徒にあてて書き記したものを御勧章として、法要や法話の後に拝読することがあります。御文章は、東西本願寺における同様の位置付けのものです。

 

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