新年明けましておめでとうございます。

超願寺

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新年明けましておめでとうございます。

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2022/01/01 新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

 

突然ですが、「正月(門松)は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」と詠んだのは一休さん。正月に、ドクロのついた杖を持って「御用心、御用心」と街を歩き回ったとのエピソードもあります。

 

私たちが何と言おうともがこうと、時間だけは過ぎていきます。悠久の時の流れの中で、1年や2年はほんの一瞬にすぎません。

 

その、ほんの1年2年が、有限の命しかない私たちには大切です。この2年間、人類皆立ち止まっていました。

 

もちろん、立ち止まらざるを得ない状況であり、仕方のないことでした。

 

今年がどのような状況になるかまだ判断できませんが、感染予防は万全にしつつ、でも、また歩き始める時がきたのではないか。そう感じておられる方は多いと思います。

 

怖がって立ち止まりすぎるのも、有限の時間を無駄にする。かといって、無謀に歩き始めるのもまた命の危険が生じる。よく「進むも地獄、止まるも地獄」などと表現することがありますが、この数年はまさにそんな感じだったかもしれません。

 

初春に あたりまえの ありがたさ かみしめる

 

真宗協和会の法語ポスター、1月はこのような内容です。あたりまえのことがあたりまえでなくなる世界を、嫌が応にも感じさせられたわけですが、あたりまえということの大切さを痛感できたという意味では、人類にとって大事な時間だったと言えるでしょう。

 

諸行無常。全ては同じままではいられません。常に変化する。変化の中で、変化を恐れず、しかし無謀な変化には慎重に対処しつつ、あたりまえの尊さを大事にしていきましょう。

 

今年が皆さんにとって、人類にとって、再スタートとなることを願いつつ、感染の再拡大が起こらないことを願いつつ、年頭のご挨拶といたします。

 

1月1日、家族だけで修正会をお勤めしました。正信偈勤行。世の中安穏なれの願いとともに。

 

修正会(YouTube)

 

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