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〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町1-12-3
本山慶讃法会参拝
親鸞聖人御生誕850年、立教開宗800年、聖徳太子1400回遠忌を記念した慶讃法会が、真宗各派で賑やかに、厳かにお勤めされています。当佛光寺派は、これに加えて真覚ご門主の伝灯奉告法要も併せて厳修いたしております。
当派は金〜日3日間ずつの3期に分けて全9日間の法要ですが、ご満座(最終日)も近い金曜日に超願寺として団体参拝を実施しました。
先代は何度かバスツアーもしたことがあるようではありますが、定かではなく、当代としては初めてのバスツアー。大阪教区の同組の光福寺と共同でバスを仕立て、京都へ向かいました。
せっかくの京都ですから、まずは観光気分の寺社見学。相国寺は何度も近くを通ったことがあるものの、拝観するのは初めてでした。
法堂(はっとう)や方丈(ほうじょう)、浴室を見学しましたが内部は撮影禁止とのことで、庭園等のみの投稿です(白象の絵も庭園側廊下にあった複製図)。法堂内部は大天井に八方睨みの龍の絵が大迫力でした。浴室も、今でいうサウナ形式のものが再現されており、往時を彷彿とさせるものでした。
ちょっとしたお遊びで、星のマークがついている鬼瓦を見つけましょう、ということで探してみました。どこかは申しませんが、ある建物の鬼門の方角にありました。おそらく魔除けなのでしょう。見つけたら浴室の係りの人に言えば、「疫病退散」と書いた袋に本の栞が入ったものが景品としてもらえます(無くなり次第終了とのこと)。星のマークはいわゆる五芒星、安倍晴明のような陰陽師と同じですね。神仏混淆の時代、神社も寺院も類似する点は多々ありました。
その後近くのホテルで昼食。楽しく会食しました。コロナもとりあえず一段落し、こうやって大勢での会食ができるようになったことは嬉しい限りです。
さて、メインイベントの慶讃法会。これに合わせて宝物の展示もあり、まずそちらを見学してから、大師堂に着座。
楽人さんも入り、雅楽の奏でられる中での法要の開始。
ご門主(中央の七條袈裟をお召しになった方)をはじめ出勤法中によるお勤め風景。
この後、ご門主によるお話(御親教)がありましたが、首を垂れて拝聴するのがしきたり。畏れ多いので撮影はしませんでした。
法要には法話がつきもので、当派布教使によるご法話。
宗務総長のご挨拶。
そして、玉川奈々福さんによる浪曲。新作の、親鸞聖人物語。吉水での風景を感情豊かに演じていただきました。こちらは撮影、録画一切禁止とのことで、綺麗な演台の掛布のみ撮影。
法然上人と親鸞聖人が流罪の身となり、互いに土佐と越後に別れ別れになる際の、法然上人の「今生の別れになるやもな」の感情のこもった一言に、つい涙がぽろっとこぼれました。
光福寺のご住職とは長年の付き合いで気心が知れているのですが、御門徒さんはほぼ初めての方ばかり。でも、みなさんと楽しく日帰りの旅ができてよかったです。このようなご縁は尊いものと感じました。超願寺としてはバスツアーは初めてでしたが、また企画したいと思います。
#浄土真宗
#真宗佛光寺派
#慶讃法会
#玉川奈々福
24/07/18
24/06/30
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親鸞聖人御生誕850年、立教開宗800年、聖徳太子1400回遠忌を記念した慶讃法会が、真宗各派で賑やかに、厳かにお勤めされています。当佛光寺派は、これに加えて真覚ご門主の伝灯奉告法要も併せて厳修いたしております。
当派は金〜日3日間ずつの3期に分けて全9日間の法要ですが、ご満座(最終日)も近い金曜日に超願寺として団体参拝を実施しました。
先代は何度かバスツアーもしたことがあるようではありますが、定かではなく、当代としては初めてのバスツアー。大阪教区の同組の光福寺と共同でバスを仕立て、京都へ向かいました。
せっかくの京都ですから、まずは観光気分の寺社見学。相国寺は何度も近くを通ったことがあるものの、拝観するのは初めてでした。
法堂(はっとう)や方丈(ほうじょう)、浴室を見学しましたが内部は撮影禁止とのことで、庭園等のみの投稿です(白象の絵も庭園側廊下にあった複製図)。法堂内部は大天井に八方睨みの龍の絵が大迫力でした。浴室も、今でいうサウナ形式のものが再現されており、往時を彷彿とさせるものでした。
ちょっとしたお遊びで、星のマークがついている鬼瓦を見つけましょう、ということで探してみました。どこかは申しませんが、ある建物の鬼門の方角にありました。おそらく魔除けなのでしょう。見つけたら浴室の係りの人に言えば、「疫病退散」と書いた袋に本の栞が入ったものが景品としてもらえます(無くなり次第終了とのこと)。星のマークはいわゆる五芒星、安倍晴明のような陰陽師と同じですね。神仏混淆の時代、神社も寺院も類似する点は多々ありました。
その後近くのホテルで昼食。楽しく会食しました。コロナもとりあえず一段落し、こうやって大勢での会食ができるようになったことは嬉しい限りです。
さて、メインイベントの慶讃法会。これに合わせて宝物の展示もあり、まずそちらを見学してから、大師堂に着座。
楽人さんも入り、雅楽の奏でられる中での法要の開始。
ご門主(中央の七條袈裟をお召しになった方)をはじめ出勤法中によるお勤め風景。
この後、ご門主によるお話(御親教)がありましたが、首を垂れて拝聴するのがしきたり。畏れ多いので撮影はしませんでした。
法要には法話がつきもので、当派布教使によるご法話。
宗務総長のご挨拶。
そして、玉川奈々福さんによる浪曲。新作の、親鸞聖人物語。吉水での風景を感情豊かに演じていただきました。こちらは撮影、録画一切禁止とのことで、綺麗な演台の掛布のみ撮影。
法然上人と親鸞聖人が流罪の身となり、互いに土佐と越後に別れ別れになる際の、法然上人の「今生の別れになるやもな」の感情のこもった一言に、つい涙がぽろっとこぼれました。
光福寺のご住職とは長年の付き合いで気心が知れているのですが、御門徒さんはほぼ初めての方ばかり。でも、みなさんと楽しく日帰りの旅ができてよかったです。このようなご縁は尊いものと感じました。超願寺としてはバスツアーは初めてでしたが、また企画したいと思います。
#浄土真宗
#真宗佛光寺派
#慶讃法会
#玉川奈々福