難波八阪神社の船渡御-佛華をお供えしました

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難波八阪神社の船渡御-佛華をお供えしました

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2024/07/15 難波八阪神社の船渡御-佛華をお供えしました

ちょうど梅雨が明けるか否かの頃に、難波八阪神社の夏祭りが行われます。

 

その一環で、道頓堀川を舞台に、宵宮当日船渡御があり、先代のときからずっと神社の船に乗せてもらっています。

 

詳しい事情は知らないのですが、祭り中に流血事件があったらしく奉行に中止を命じられ江戸時代から長らく途絶えていた船渡御が復活したのが平成13年、以来今日まで続いております(コロナ禍の数年は中止の年も)。夏祭り・船渡御については、八阪神社の公式HPをご参照ください。

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ちょうど梅雨の明けるか明けないかの時期ですので、結構雨空との睨めっこです。昨年は、始まる前に土砂降り、出航と同時にピタッと止むという”神がかり”な展開。今年はパラパラと降った程度で、雨具は不要でした。あまり晴れていても暑いので、ちょうどよい川風に吹かれながらの約2時間でした。

 

今年は超願寺からは9名乗船させていただいた神社が主催の船(祇園講、篝講)には桂福團治師匠も毎年乗られます。ちなみに、超願寺の一員として、当佛光寺派きっての有名布教使である英月師も乗船され、なんとも贅沢なメンバーでした。

 

つい先年までは本当の篝火を灯していましたが、今年はLEDに変わっていました。やや風情はないものの、篝火は熱いので、乗っている者にとってはLEDの方がいいかもしれません。

 

今年の船渡御の案内

 

船の数はコロナ禍以降減ってしまいましたが(最盛期は20隻以上あったと思いますが今年は10隻)、こういった古き良き文化が受け継がれていくことは大事ですね。普通に執り行うことができたことのありがたさを感じます。

 

(補足)上記船の数は、乗船客を乗せた船数で、これ以外に神事船や誘導船があります。

 

さて、翌日は東京からお越しの檀家さんの法事のため、佛華をお供えしました。この時期はやはり枯れるのが早く、1週間から10日が限度でしょうか。前回お供えしたのが6月末日でしたので、2週間は保たなかったわけです。

 

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たまたまだったのか、暑さゆえか、いつもの花屋さんに並ぶ花の種類はいつもに比べて少なく、そんな中でひまわりが綺麗だったので、ヒバと菊のレギュラーメンバーに加えてひまわりをスペシャルゲストに、お供えしました。もう少し、赤系の花を入れた方がよかったかなと思いつつ。

 

暑い夏は私は苦手ですが、祭りやら海水浴やら、季節の風物詩的な行事を楽しみつつ、せっかく四季のある(といっても最近は春と秋が短いようにも感じますが)日本を楽しみましょう。

 

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