お寺でワインの会

　先月のことではありますが、ボジョレーヌーボーが解禁された1週間後に、当超願寺でワインの会を開催いたしました。メインはボジョレーヌーボーですが、ビールやノンアルコールワインなども用意しました。

　下は、イタリアンの店にお願いして用意したオードブルです。食とのマリアージュも楽しんでもらいつつ。

　ちなみに、ボジョレーヌーボーは毎年評価が話題になりますが、キャッチーにしたいわゆるキャッチコピーの面もあります。

　ここ3年は以下の通り。ちなみに、2023年は、フランス語がわからないのでボジョレーワイン委員会の評価かどうか不明ですが（フランス語で検索すれば委員会の評価が出てくると思うのですが）、日本では「まるで摘みたての赤い果実をそのまま口にほおばったような味わい」とされているようです。

　ご参加の皆さん、本年のお味はいかがだったでしょうか。酷暑であまりいいものではないのではないかというのが一般的な評価でしたが、専門家の方々は、酷暑ではあるけれど寒暖差がある方がワイン用ブドウ作りには適しているということで、高い評価を予想しているようでした。

　実際飲んだ感じは、個人的には悪くなかったです。上述の評価も当たっている気がします。

　ワイン卸大手のピーロートの方にもお越しいただいて、試飲会も実施しました。ご参加の皆さんも興味津々で様々な種類のワインを飲んでおられました。

　参加者は必ずしも顔見知りではなかったですが（ご門徒さん以外の私の友人知人を中心に集まってもらいました）、会が盛り上がるにつれ、一緒に楽しんでいました。

　初めの予定では、いいお酒はプラス料金のつもりでしたが、今回はコロナ明け1回目でもあり、思い切って（無料で）オーパスワンも開けました。皆さん一様にこんな濃厚で美味しいワインがあるのを初めて知ったと喜んでくれ、開けた甲斐がありました。

　ちなみに、お寺とワインに何の関係もありませんが、現住職がワイン好きなだけです。また、お寺は堅苦しいところではなく、学びもあれば、楽しむ場所でもあると考えております。

　できればまた開催したいと思っております。その際はまた告知いたしますので、お寺とワインを楽しんでいただく機会として、よろしければご参加ください。