満中陰法要

超願寺

06-6631-8956

〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町1-12-3

lv

満中陰法要

ブログ

2017/08/17 満中陰法要

檀家さんの満中陰法要のため、佛華を交換。檀家さんも綺麗な花をお持ちくださいました。

 

葬式から49日目に行う満中陰法要ですが、7日ごとに極楽に行けるか、地獄に行くかの審判を受け、晴れて行き先が決まるのが49日目。さらに「追試」もあって、それが百か日法要。

 

一般的には、そう理解されています。そして7日ごとにこの世から応援する意味だと言われます(追善供養)。

しかし、真宗的には、浄土往生は決定しているのですから、審判も何もありません。では、7日ごとの法要や満中陰法要はなぜ行うのか。

 

それは、亡き方への感謝のためです。身をもって、人間の生と死は身近にあるものだと示してくださった。生き様も死に様も示してくださった。

 

そして、愛別離苦。愛する人との別れを、けじめをつける意味もあるのではないでしょうか。いつまでもくよくよせず、元気に生きていくために、ちょっとずつ別れを理解する。そのために7日ごとにお経を上げる。そう思います。

img_5882

TOP