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コロナ
毎日毎日、コロナの話題ばかりですね。
で、この寺のブログもコロナの話題ばかり。
でも、少しだけ毛色の違うお話を。
皆さんご存知の方も多いと思いますが、「コロナ(corona)」という言葉は、本来、冠とか王冠の意味です。英語のクラウン(crown)はコロナが語源です。
コロナは太陽の周りに存在する希薄なガスの層で、肉眼では見えませんが、皆既日食の際など、太陽を取り巻く霧のようなものが見えるそうです。その意味で、日本語では光冠とも呼ばれるものです。
コロナウイルスは、核の周りに表面突起があり、それが冠状なので、コロナウイルスと名づけられました。
うろ覚えなのですが、宇宙戦艦ヤマトでは、コロナや大きなマグマのようなものが太陽から立ち上がるプロミネンスとか、太陽爆発のフレアなどが描かれ、おそらくプロミネンス(いわばマグマの柱)にぶつかりそうなところを波動砲でかわすようなシーンがありました。ドキドキワクワクした思い出です。
いずれにせよ、コロナとは冠であり、さらには宇宙の雄大さを表す代名詞であると私は思っております。それが、コロナというとウイルスのイメージになるのは、少し残念です。
コロナビールとかコロナホテルとか、ウイルスをイメージしてつけた名前のわけがありません。差別になってしまうのは悲しいです。
太陽は古くから信仰の対象ですし、大日如来は、太陽信仰から来ていると私は思っています。真宗が信仰の対象とする阿弥陀如来も少なからず宇宙の真理という意味で太陽のイメージがあります。キリスト教が描く創造の神ではないけれども、なければ人は生きていけないのが宇宙であり太陽です。
家に引きこもって太陽と縁を切ったような生活は、心と体を蝕みます。外出を自粛していても、カーテンを開けて、太陽光を取り込みましょう。自然の風を、浴びましょう。
佛華を活けました。暖かくなってきたからかやや枯れるのが早くなってきたようにも思いますが、生まれて死んでいくのが生きとし生けるものの定め。それは植物も同じです。枯れて散るまで、生を全うして赤や黄やピンクや緑や。とても鮮やかです。
24/04/05
23/12/23
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毎日毎日、コロナの話題ばかりですね。
で、この寺のブログもコロナの話題ばかり。
でも、少しだけ毛色の違うお話を。
皆さんご存知の方も多いと思いますが、「コロナ(corona)」という言葉は、本来、冠とか王冠の意味です。英語のクラウン(crown)はコロナが語源です。
コロナは太陽の周りに存在する希薄なガスの層で、肉眼では見えませんが、皆既日食の際など、太陽を取り巻く霧のようなものが見えるそうです。その意味で、日本語では光冠とも呼ばれるものです。
コロナウイルスは、核の周りに表面突起があり、それが冠状なので、コロナウイルスと名づけられました。
うろ覚えなのですが、宇宙戦艦ヤマトでは、コロナや大きなマグマのようなものが太陽から立ち上がるプロミネンスとか、太陽爆発のフレアなどが描かれ、おそらくプロミネンス(いわばマグマの柱)にぶつかりそうなところを波動砲でかわすようなシーンがありました。ドキドキワクワクした思い出です。
いずれにせよ、コロナとは冠であり、さらには宇宙の雄大さを表す代名詞であると私は思っております。それが、コロナというとウイルスのイメージになるのは、少し残念です。
コロナビールとかコロナホテルとか、ウイルスをイメージしてつけた名前のわけがありません。差別になってしまうのは悲しいです。
太陽は古くから信仰の対象ですし、大日如来は、太陽信仰から来ていると私は思っています。真宗が信仰の対象とする阿弥陀如来も少なからず宇宙の真理という意味で太陽のイメージがあります。キリスト教が描く創造の神ではないけれども、なければ人は生きていけないのが宇宙であり太陽です。
家に引きこもって太陽と縁を切ったような生活は、心と体を蝕みます。外出を自粛していても、カーテンを開けて、太陽光を取り込みましょう。自然の風を、浴びましょう。
佛華を活けました。暖かくなってきたからかやや枯れるのが早くなってきたようにも思いますが、生まれて死んでいくのが生きとし生けるものの定め。それは植物も同じです。枯れて散るまで、生を全うして赤や黄やピンクや緑や。とても鮮やかです。