春法要ー佛華をお供えしました

とある日曜日、春法要を厳修いたしました。すっかりこちらでのご案内を忘れておりましたが、ご容赦ください。

当寺では、長らく春季彼岸会、永代経、第二次世界大戦大阪大空襲戦没者追悼会をあわせてお勤めしておりますが、今回は「大阪大空襲戦没者之儀」と表書きした位牌を難波元町招魂会より奉納いただきましたので、とりわけ戦没者追悼会を主としてお勤めしました。

残念ながら、お勤めの際の写真はありませんが、住職が導師を務め、その後住職から法話をさせていただきました。

仏説阿弥陀経を浄土真宗が大切にしている理由を主として、お釈迦さまと戦争のお話や、はたまた一休さんと蓮如さんの邂逅のお話まで、多岐にわたるお話をいたしました。

当日は大勢のご参列者がありましたが、お集まりになれない方もいらっしゃるので、春季彼岸の期間内に、改めて彼岸法要をお勤めいたしました。これは、コロナ禍にあって、なかなか法要ができないという声もあるので、過去帳をお送りいただくなどしてリモートで行うことを始まりとしております。従いまして、コロナ禍は明けたと言っていいのでしょうし、法要も通常通り行うことができますが、ご参列者がなくても、お勤めをすることにしております。

YouTubeの「超願寺チャンネル」にて、公開しております。説明にもありますが、音痴になってしまっているところもありますけれど、修正せずにアップしております。ライブ感と捉えていただければ幸いです。

令和六年春季彼岸会

ちなみに当寺のご門徒さんでなくても、ご要望がありましたら、お知らせいただければ、お勤めいたします。なお、可能であれば「超願寺クラブ」への入会をお願いしております。賛助会員は会費無料です。（詳細は別途ご案内をアップしておりますので、そちらをご参照ください。）

彼岸法要に合わせて、佛華をお供えいたしました。菊やガーベラを主として、変わり映えしないと思われるかもしれませんが、花屋さんに行って、いろんな花を見ながらこう言った組み合わせでお供えしようかなと考えるのは楽しいです。

ところで、正門を開けてお勤めしておりましたら、外国人観光客の方が入って来られました。「パブリック（スペース）か？」と質問され、本来であればそうですとお答えすべきところですが、常に留守番がいるわけではないので「プライベートだ」と答えつつ、よかったら入ってくださいとお伝えしたものの、遠慮されて中を覗いただけで帰ってしまわれました。

この辺は、別の投稿「お寺に、勝ち組、負け組という発想はおかしくないですか？」でも述べた当寺のマイナスポイントではありますが、今のところ、留守番（しかも外国語に対応できる人）を雇える余裕もなく、難しいところです。

ただ、門扉を開けていたら入ってきてもらえることが分かりましたので、私が時間があるときに、オープンキャンパスならぬオープンテンプルをしようと考えているところです。

（4月3日、誤字等を修正しました。）

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