平成の世の最後の年始に思うこと

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平成の世の最後の年始に思うこと

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2019/01/15 平成の世の最後の年始に思うこと

平成最後、新元号最初の年が始まって、早2週間。皆さんはどのような年の初めをお過ごしだったでしょうか。

 

慌ただしい昨今ですから、あまりゆっくりできなかった、元日だけかな正月らしいことをしたのは、といった方もおられるかもしれません。かくいう私も、元日というか、元旦(元日午前)だけでした。ゆっくりできたのは。

 

もっとも、気持ちに余裕を持つことは大事です。私も、本当に余裕がなくなれば過労死一歩手前の状況かもしれませんが、適当に気を抜くようにはしております。大好きなお酒と料理で気分転換。

 

皆さんも、仕事や私生活でいろんな苦悩にぶち当たるでしょうが、死ぬほど悩むくらいなら、逃げた方がいいこともあります。

「逃げるは恥だが、役に立つ」

ドラマのタイトルですね。実は残念ながらみておりませんので本来の意味を知りませんが、タイトルを聞いたとき、いい言葉だなあと思いました。しんどくて逃げ出すとカッコ悪いし批判もされるかもしれないけれど、それで一息ついたら、また頑張ればいい。死ぬまで頑張らなくてもいいんじゃないでしょうか。お釈迦様だって、乳粥で一息つかれて、そこから悟りへのさらなる進化を遂げられたのです。

 

まだ御鏡が置いたままで恐縮ですが、華を生け替えました。ゆりが綺麗でしたので、それを主に。

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先日は、カルチャースクールの先生と生徒さんが御本尊阿弥陀如来像を見学に来られました。仏教美術に造詣の深い先生と、また生徒さんには当寺の檀家さんもおられましたので、普段は寺関係者か僧侶しか入れない内陣にも、特別に入ってもらいました。

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また、大学の私が担当するゼミの会場としても活用しています。

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寺と接点のない方にも、気楽に来ていただけるような環境づくり。言葉で言うのは簡単ですが、なかなか難しい面もあります。徐々に作っていければと考えています。

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