もうすぐ「中秋の名月」だというのに…

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もうすぐ「中秋の名月」だというのに…

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2019/09/11 もうすぐ「中秋の名月」だというのに…

いつまでも暑いですね。

旧暦の8月15日のきれいな月を「中秋の名月」というそうですが、これが新暦では(毎年変わるものの)今年は9月13日だそうです。そろそろ涼しくなっても良さそうなのに、相変わらず暑い大阪ですけれども、みなさんいかがお過ごしでしょうか。水分と塩分をとって、熱中症にはお気をつけください。

 

さて、佛華を活けました。なかなか写真をアップする時間がなく、2枚連投になりますが、先月末に活けたものと、つい先日活けたものです。暑い最中、ススキ類似の秋を感じさせるものをとも思いましたが、赤がきれいだったので、赤い花を主として、活けてみました。

 

都心では自然を感じることも少ないわけですが、どこまで人工的に作ってみたところで自然の中で生かされているわけです。いくら堅牢な建物を建てても、地震や洪水・津波であっさりやられる。残念ながら、異常気象や天災で自然の猛威を感じるのが最近の流れになってしまっていますね。

 

でも、実はやはり自然の中で生かされていることを感じ取る心は、なくてはいけないのではないでしょうか。中秋の名月もしかり。花が咲き、花が散るということは、都心でも小さな花壇で見ることができます。セミも、ほんの1ヶ月前まではうるさいほどに鳴いていたのに、今はほとんど聞こえません。

 

自然に生かされているということ。これを忘れて驕り高ぶっているのが人間ではないでしょうか。天は罰を与えるようなことはないかもしれないし、あるかもしれないけれども、異常気象が当たり前になりつつあるというのは、おごり高ぶる人間に対して「いい加減にしなさいよ」と、冷や水を浴びせかけているのではないかと、そんな気はします。

 

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