あっという間の３ヶ月－佛華を生け替えました。

年度末は毎年慌ただしいですが、今年は特に慌ただしい気がします。大学の方だけで言いますと、入試の後期日程が3月中旬で、その業務が終われば3月いっぱいは比較的時間があるのですが、4月から基本的に対面授業をすることになっているため、その感染予防対策など、議論すべきことが多くあります。

また、１年間オンラインで進めていた講義を対面に戻すわけでそれ自体は簡単なものの、対面とオンラインの融合的教育について、真剣に考えるべき契機となったコロナですから、単純にコロナ前に戻せばよいというものでもありません。

そんなこんなで、気持ちだけが焦る今日この頃です。

お寺への参詣客がありますため、急いで佛華を生け替えました。本当ならゆっくりといつもの花屋さんに行きたかったのですが、これもまた時間がなく、すぐ近くのスーパーにて。とはいえ、色鮮やかな花が並んでいましたので、目を楽しませるには十分。お浄土の華やかさが演出できているのではないでしょうか。

近くの公園の桜もきれいに咲いていました。昨年に続きあまり花見の気分ではないけれど、ウキウキするものです。

もっとも、当寺正門には

桜が咲くときれい

桜が散ると汚い？

否、咲くも散るも

皆「生」の営み

全て美しい

と書かせていただきました。美しくもあり汚くもあるという方が正しいかもしれませんが、生きるというのは大変だけれど楽しい。桜もまた、咲いては散り、散ってはまた咲く。全てが、美しい。

#佛華#仏花#花見#桜