歴史街道、京街道ウォーキング(最終回)

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歴史街道、京街道ウォーキング(最終回)

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2021/05/31 歴史街道、京街道ウォーキング(最終回)

梅雨入り宣言が出て雨も多いですが、梅雨も中休みなのか晴天の続くとある日、歴史街道ウォーキングに出た私。友と2人、京街道を外れて本山を目指します。

 

出発点は、中書島駅すぐの伏見港公園。近年整備されたのでしょうが、三十石船が行き交う港を思い起こさせる作りになっていて、大阪と京都の交流の歴史に触れる思いでした。

 

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奥に見える水色っぽい建物は閘門の操作室で、現在は資料室になっています(訪問時は休館)。

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何よりも見たかったのは、この三栖閘門。昭和初期の土木遺産。水位の違う宇治川と濠川を水位調節して連続させる施設です。前回、途中で京街道を外れて中書島を目指したため、京街道沿いのランドマークを見逃しておりましたので。ここからほんのしばらくの間、京街道に戻ります。

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宇治川。右下に三栖閘門があります。

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いわれは調べておりませんが、三栖神社にもお参り。

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伏見はたくさんの見所がありますので、コロナ騒動が収まったら、ゆっくり巡ってみたいです。

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中書島駅から北に向かうと、「京橋」が。

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ここも近年整備されたものと思いますが、伏見港の中心部がこの辺りだそうです(京橋の上から撮影)。寺田屋も、この辺りに現存しています。

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鳥羽・伏見の戦いの際の激戦地の碑が近くに。

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なんせ伏見は酒蔵だらけ。すぐ近くに黄桜の酒蔵があるとのことで行ってみました。

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ただし、京都も緊急事態宣言中ですので、酒類の提供がないということで、泣く泣く素通りするだけに。とはいえ、せっかくだから軽く飲めるものはないかと、「悪魔のビール」を1本買い求め、少し行った橋の上で休憩がてら飲んでみました。毎日飲めるようなスッキリ喉越しとはいきませんけれど、クセのある味が、また飲みたいなあと思わせるものでした。

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ここも濠川。左の建物は月桂冠の工場。

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ここからしばらくは、竹田街道を北上。ある意味普通の都会になっちゃいまして、ランドマークの紹介はしばらくありません。

途中で、昼食。

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赤だしの代わりに、料金プラスで麺類に変更できるというので変更してみましたが、ちょうど腹八分目で、エネルギー充填。

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竹田街道を途中で右折し、お西の宗門校に表敬訪問(前を通っただけですけれど)。

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伏見稲荷の前を通る道を選択。ちなみに稲荷駅は旧東海道本線の駅でした(現東海道本線はご存知の通りもう少し北を通っています)。

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伏見稲荷にもご挨拶。ここも、本気で参詣すると1日仕事になりますので、鳥居の前までにして、前進します。

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その後、竹田街道に戻り、北上。最終目的地の本山まであと少しという京都駅で、エネルギー補給。何年ぶりかのパフェを食べたくなるくらい、汗だく。塩分糖分は、運動には大事。

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京都駅を北に抜ければ、言わずと知れた東本願寺(真宗本廟)。西本願寺は西に足を伸ばす必要がありますが、お東は駅からすぐです。

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しかし、東西の本願寺は大きい。後光が差す夕どき。

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そしてとうとう、我らが佛光寺に到着。京都駅の南側が八条で、東西本願寺の南の通りが七条通。佛光寺は四条通と五条通の中間くらい、仏光寺通と高辻通の間にあります。

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我が本山にも後光がさしています。浄土真宗のお寺の本堂(本山クラスでは阿弥陀堂と御影堂)は東側を正面にすることが多いですが、西方浄土から阿弥陀様が見守ってくださっている情景を表しています。

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宗務所。ちょっとお手洗いをお借りしようとしてましたら、宗務総長にお出迎えいただきました。

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何はともあれ、ゴールできました。中書島から約10キロ弱でしょうか、食事休憩なども入れて6時間の行程。27000歩を超える歩数でした。

全行程は、京街道44.7キロ(京街道ウォーキングマップを参照)に、伏見から本山までの約10キロで55キロほど。寄り道しなければ、50キロ弱くらいでしょうか。

これで、とりあえず大阪高麗橋をスタートした本山参詣の旅は一旦最終回ですが、本来の目的は参加者を募って、2泊ないし1泊で一気に本山を目指すこと。ただ、季節も考えないといけませんし、できれば京都で打ち上げもしたいとなりますと、コロナが収束した後になるかもしれません。

 

浄土真宗ではお祈りということはしませんけれど(そんな力は私のような凡夫にはありません)、願うだけは許していただきましょう。コロナ騒動、早く収まってくれないかな。

 

 これからもまた、時間を見つけてウォーキングはしたいと思っています。今考えているのは暗峠越えとか、熊野街道を南下するとか。あるいは最古の官道と言われる竹内街道など。真宗とは関係なくなってますが(笑)

 

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