佛華を生け替えました。

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佛華を生け替えました。

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2021/07/16 佛華を生け替えました。

仕事は波のように押し寄せてくるものの、拘束される仕事が少なくなったコロナ禍において、時間の使い方も難しくなりました。拘束される仕事で日々過ごしていた日常が懐かしくもあり、またそんな生活をしていたんだなとも思います。

 

拘束される仕事がないからといって先にも述べましたように仕事がなくなったわけではなく、むしろ増えました。ところが、拘束されないということは自由裁量。優先順位その他、自分で考えないといけません。ついつい、大事な仕事よりも簡単に片付けられる仕事を優先してしまったり、限られた時間をうまく使うというのは、難しいものです。

 

さて、たまたまぽっかり時間が空いたものですから、

日経デジタルフォーラム ICTが北海道を日本の先端地域に変える ~小樽商科大学110周年記念ICTサミット~

を視聴しました。小樽商科大学は、私が社会人として初めて勤めた大学で、非常にお世話になりご恩を感じております。小樽には11年間おりました。

 

こう書くと、僧侶は社会人ではないのか?と思われるかもしれません。大学生のときから先代の代理でお参りしたりしておりましたので。まあしかし、形式上副住職的な立場だったとはいえ、社会人というには責任のない立場でしたし、また僧侶はある意味社会から一歩引いた立場でもあります(真宗僧侶は社会の中で生きていくという立場とはいえ、基本的に僧侶は「出家者」です)。その辺りは、言葉のあやということで、ご了承のほど。

 

現学長及び副学長が登壇されていましたが、お二人とも元同僚で、一緒にテニスもしたりしておりましたので、とても懐かしく。

 

ちなみに、日経デジタルフォーラムの紹介文には以下のように書かれています。

「北海道の面積は83,450平方キロ、日本の約5分の1を占めるほど広大である。この大きさの利を生かし切れないのは、大きさに比例した”距離の壁”が存在するからである。しかし、今、ICT(Information and Communication Technology=情報通信技術)はこの距離の壁を軽々と越えてしまう。今後10年間の北海道の将来は、ICTの活用によって創出されたビジネスと新しい働き方にかかっていると言えるだろう。本フォーラムでは、ICTで距離の壁を取り除き、あらゆるものがネットにつながるIoTが作り出す北海道の未来のグランドデザインのヒントを、各分野で活躍するエキスパートからもらいます。」

北海道には国立の単科大学(学部が1つだけの大学)が6つありますが(なお北海道大学は総合大学です)、私が在籍していた頃、国立大学の統合話が出ても距離的に難しいということで終わっていました。それが今や北見工業大と帯広畜産大と組むことで、商農工の新たな取り組みができるようになりました(ちなみに、統合といっても各大学はそのままに事務等統合できるところだけする形ですので、例えば大阪市立大学と大阪府立大学がなくなって大阪公立大学になるのとは全く意味が異なります)。

 

オンライン技術(ICT)は、コロナ禍で一気に発展しました。この技術をより活用していくことは、お寺にも必要になっていくことは確実です。アフターコロナ、ウイズコロナですが、ビフォーコロナにはどの世界も戻れないでしょう。私もますます勉強しなければならないことが増えそうです。

 

さて、7月ももう半ば、久々に佛華を生け替えました。枯れるのが早い季節ではありますが、やはり生き生きとした花を見ていると癒されます。いつも申していることではありますが。

 

梅雨もそろそろ明けそうです。暑い夏が、やってきます。

 

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